
知床半島育ちの料理人が語る網走の食文化
~流氷がはこぶ山海の幸を堪能~
プラン概要

石黒オーナーの経営する「おっ!伝」は、予約なしでは入られない網走の有名店のひとつ。
その日の予約人数分の新鮮な魚を仕入れ、いつもオホーツクの旬の魚を使った料理を提供し、魚を知るため時には自ら漁船に乗り、農家の土地を借りて自店用の野菜を育てるほど、食材選びは徹底しています。夜は予約客で毎日賑わっているため、昼時間帯に特別プログラムを組みました。
知床半島の付け根にある羅臼町で産まれた石黒オーナーは、地域特有の食文化の中で育ちました。そのオーナーから魚のおろし方のコツや美味しい魚の見分け方などについて学びます。体験の後は、オーナーが腕によりをかけたオホーツクの海鮮料理を召し上がっていただきます。
体験内容
料理人の手ほどきで、参加者の皆さんにほたてや北寄貝の剥き方を実際に体験してもらいます。
味わいいただく料理
網走特産の旬の魚を使ったお料理を召し上がっていただきます。
魅せる職人技
鮭やタラなどの旬の魚を用いて、魚のおろし方を紹介します。魚の種類に応じた捌き方を習得することで、どの魚でも鮮度を保ちながらおろす技術が身につきます。さらに、ほたてや北寄貝の剥き方も示し、そのコツを伝授します。一般の方のほたての剥き方は時間がかかり、鮮度を損ねてしまうことが多いですが、プロの料理人は、1枚のほたてを約5秒で剥く技術を持っています。また、オホーツクで特に美味しい魚であるほっけ、にしん、八角などの調理方法も紹介されます。

職人が語る蘊蓄
オホーツク地方は、魚だけでなく美味しい野菜も豊富で、流氷がもたらす寒さと栄養分が、その味を引き立てています。そのため、美味しい魚やひものの選び方が重要です。
特に北海道特有の魚であるほっけは鮮度が落ちやすく、ひものにする際には一晩寝かせるか冷凍してから加工することが推奨されています。良質なほっけのひものは、淵が白くなっているものが美味しく、脂が乗った状態を示しています。さらに、秋ニシンは焼いて食べると絶品であり、一方、春ニシンは身欠きにしんとして利用されます。また、網走ではツチクジラ、ミンククジラ、ナガスクジラといったクジラが獲れるため、これらの料理法も重要です。

タイムスケジュール
-
10:50現地集合
-
11:00オリエンテーション
自己紹介と全体の流れの説明
-
11:05職人が語る
網走の歴史や、地元で獲れる魚の話などを聞く
-
11:20職人が語る
クジラの種類や食べ方を教わる
-
11:30貝の剥き方体験
ほたてや北寄貝の剥き方を教わる
-
12:00食事
素材や調理方法を学び、店主自慢の料理を味わっていただきます
実施場所
網走市南5条西2丁目10-2第2本間ビル1Fおっ!伝
実施曜日
水曜日
所要時間
約2時間(体験1時間、食事1時間)
料金
14,000円(大人・子供共通(小学生以上)1名様/税込)
24,000円(英語通訳つきプログラム1名様/税込)
・料金含まれるもの / 店主による料理法の手本と体験指導料、店内での昼食代(ワンドリンク付き)
・料金に含まれないもの / 集合場所までの往復交通費
受入人数
2〜8名
申込締切
実施日前日0:00 PM
キャンセルポリシー
前日:体験料金の50%
当日:体験料金の100%
体験のご予約はこちらから
日程をご確認の上お申し込みください。