
冷凍すり身発祥の地網走で蒲鉾職人の技を学ぶ
〜あなたにもさつま揚げが作れます〜
プラン概要

油で揚げたかまぼこは網走のソウルフードで、地元では「てんぷら」と呼ばれます。網走の港に揚がる魚の中でも水揚量の多いスケトウダラは、鮮度落ちが早いため切り身で食べることは少なく、「すり身」に加工されてかまぼこやちくわの原料となります。「冷凍すり身」はこの網走で誕生しました。
北海道産のタラのすり身を使って、昔ながらの製法で1枚1枚手造りで作られた出来立てアツアツのてんぷらは最高の味。練り物の中に「蟹」や「ホタテ」などの具を加えたかまぼこは、絶品です。
このプログラムは、すり身からてんぷらを作るプロセスを体験していただくプログラムです。
体験内容
職人技のお手本を見たあとは、実際にすり身を伸ばして型を取る体験をしていただきます。
自分が型を取ったかまぼこが、蒸して油で揚げられ、てんぷらになるまでの行程を見ていただけます。
最後に自分が作った出来たてのかまぼこの味をご堪能ください。
魅せる職人技
すり身を均一に伸ばすのは非常に難しく、平らに仕上げるのはなかなか大変です。 ここでは、きれいにかまぼこの型を取る方法をお伝えします。 てんぷら(油で揚げたかまぼこ)作りの工程は、すり身を伸ばす、型を取る、蒸す、揚げるの順で進みますが、それぞれの段階に熟練の技が求められます。 特に、すり身の扱いは非常に難しく、夏場は温度管理に細心の注意が必要です。 また、塩加減や水加減、でんぷんの配合量なども職人の経験と技術が試される重要な要素です。さらに、伸ばしたすり身の厚さによって蒸す時間が異なるため、細かな調整が必要です。

職人が語る蘊蓄
オホーツク網走では、ホタテ貝と並び、スケトウダラの水揚げ量が特に多いことで知られています。スケトウダラは、身が淡白で柔らかいため、マダラよりも美味しいとされることがあります。しかし、鮮度の劣化が早いことから、切り身として食べられることは少なく、主にかまぼこやちくわの原料となる「すり身」に加工されます。 また、網走は冷凍すり身の発祥地としても有名であり、スケトウダラは網走を代表する重要な魚の一つと言えるでしょう。
タイムスケジュール
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10:20現地集合
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10:30オリエンテーション
自己紹介と全体の流れの説明
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10:40蒲鉾つくり体験
職人の手本を見て実際に自分で1〜2枚型どり体験をする
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11:00職人が語る
型どりした材料を蒸して冷ましている間に講座を聞く
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11:10職人の技を知る
蒸した材料を揚げている間に職人の技とコツを聞く
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11:25試食
作った1枚をその場で食べ、残りは持って帰る
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11:35職人が語る
かまぼこの上手な選び方を教わる
実施場所
網走市南1条東1 有限会社大谷蒲鉾店
実施曜日
予約サイト「たびらい」にてご確認ください
所要時間
1時間(体験50分、自分で作ったかまぼこの試食10分)
料金
10,000円(名/税込)
・料金含まれるもの / 講座「すり身の歴史と網走」、店主によるかまぼこ作り指導、かまぼこ作り体験、持ち帰り土産用かまぼこ
・料金に含まれないもの / 集合場所までの往復交通費
受入人数
2〜6名
備考欄
長靴、前掛け等工場内で必要な備品は貸し出します。
山芋、エビ、ホタテにアレルギーをお持ちの方は、十分ご注意のうえお申し込みください。
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